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2024.04.19 |

ぞんざい鎧YEAR解説その5【完結】

 忘れたころに更新されるおまけブログ。
 けっして忘れていたわけじゃない。更新することを忘れていたわけじゃないさ。
 しいていえば……そう、意識的に怠惰だっただけさ。なお悪い。


■鎧たちの挽歌
 まさかの鎧擬人化! ごぞんじ田中天氏による職人芸です。
 なにげにえらい濃密な(鎧の)ベッドシーン描写などもあり、そのあふれんばかりのサービス精神には頭が下がる思いです。ありがたくねえけど!
 ろくでなしの革鎧と、国宝鎧の出会い。それを引き裂く金属鎧。
 ラスト近辺のどこかで聞いたような微妙な鎧たちが集い復讐に立ち上がるさまは胸が震えます。
 どうでもいい話ですが、昔ファミコンのウィザードリィというゲームの中で「ひかるくさりかたびら」というアイテムがあったのを思い出しました。なぜ光ってたんだろう……。


■帝国伝説ミヤケ
 スーパーログ氏によるアレ。
 いい加減もうないだろうと思っていたところに、すごい勢いでナニワ金融道を混ぜ込んでくるあたり、彼の本気がうかがえようというもの。「排水溝にたまる毛」とか芸が細かすぎて薄気味悪いほどです。
 ぼくらの間で続くナニ金ブーム(あとルナ先生ブーム)は、いったいいつ終わりを迎えるのだろう……。
「こにゃにゃちわん!」「楽しみにしてちょんまげ!」等、ごく自然な死語づかいに一抹の不安をおぼえざるをえないスーパーログ先生に励ましのお便りを!


■彼女が鎧にきがえたら
 俺(イノウエ)によるいつものプレイ日記です。長いですね。無駄に長いよね。すいません。
 表紙絵はヒライ画伯が15分ぐらいで描いてくれたもの。いろいろフリーダムです。具体的には関節部分とか。
 ちなみにここに書かれたヴァリスにまつわる思い出は実話です。
 これを書くためにPCエンジンのヴァリスを秋葉原のレトロゲームショップを回って探したんですがいくつか見つからず、悲嘆にくれていたところ中野ブロードウェイのまんだらけゲーム館に行ったら当たり前のようにすべて揃っていたのもいい思い出です。すげえよブロードウェイ。


■鎧YEAR年表
 古今東西の鎧、そのすべてがここに!……載ってそうで実はそうでもない大雑把な年表です。
 いっしょうけんめいtigerbutterがまとめてました。新紀元社とかの参考文献を買ってまで……。
 なにその無駄な本気。


■鎧
 ぽもろっそ氏による甲冑少女!
 最後はある種の王道的な感じでしまりました。よかったよかった。
 みんな鎧っ娘好きだよね!
 この前「とらのあな」のERO漫画コーナーに本棚ひとつ分まるまる「スレイブヒロインズ」という女騎士っぽい人たちがあれこれされるシリーズで埋まっていたのを見かけて、強くそう思った次第。



 えー、そんなわけでー。
 長々と三ヶ月近くにわたってちまちま更新してきたおまけブログでしたが、今回で終わります。
 アイドル的にいうところの、普通のブログに戻ります。いや、べつに戻りません。
 なんかこう、同人誌本文に書けなかった裏話とか制作秘話とかを載せられたらイイナというノリでやってみたのですが、たいしてそんなおもしろおかしいネタはないことに気づきました。
 あえて書くとしたら、このおまけブログ自体はtigerbutterの発案だったのですが、更新その他ほとんどすべて俺に丸投げというのが実情でした。
 それについて俺が何かいうと「アタイは通販の作業とか次回本の構想とかで忙しいンだよ」と一蹴されました……とか、そんな殺伐とした裏話ばかりで、そんなの書けやしないじゃないですか。今書きましたけど。

 鎧YEARになるといわれている2009年も、うっかり四分の一が過ぎ去ろうとしているわけですが、いっこうに鎧の足音が聞こえてこない今日この頃。
 あれ、おかしいな。
 おかしいですよ。カテジナさん。
 もしかして鎧YEAR到来って……嘘なの? 間違ってるの?
 いや、そうじゃない。そういうことじゃねえんだ兄ちゃん。
 間違っているのは、俺たちではなく世界(あるいは世間)のほうです。たぶん。
 俺たちは悪くない。バッドじゃない。

 しかし今回は「鎧ってなんだろう(なんなのだろう)」と、見ようによっては深遠なテーマに踏み込めてよかったと思います。
 一言で”鎧”といっても人それぞれなのですね。
 まさか三人もちんこねたを書いてくるとは思いませんでしたが。おかしいですよ!

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2009.03.01 | Comments(0) | Trackback() | 解説

ぞんざい鎧YEAR解説その4

■「鎧われた生物、あるいは近現代において観察された鎧的未知生物についての一試論」部分訳
 氏家浩靖氏によるハッタリ満点のアレです。
 いやいや、これは本当にはったりなのか。
 どこまでが虚構で、どこまでが真実なのか……そのへんを見極めてみるのもおもしろいかと思います。
 放っておくと果てしなく平均知能指数が下がりがちな我々の同人誌において、ただひとつ残された知性の光です。


■兜にまつわるエトセトラ
 また酒飲んで原稿書いてるよこの人!でおなじみの間宮さんによるご寄稿。
 あれ……今回、もしかして酒、飲んでない……?と思えるほどに、わりとためになる話です。「へうげもの」はおもしろいです。
 ちなみに文中にある三大変わり兜をグーグル兄さんに探してもらってみました。無断掲載。

yoroi01
「谷津主水所用 猿面形兜」
 モンキーなんだよ!!(ディオとキバヤシを組み合わせたまったくあたらしいアレ)

yoroi02
「鉄八枚張椎形眼鏡付冑」
 風の谷の住人がこんなん着用してませんでしたっけ
 あと漢字複雑すぎ

yoroi03
「野郎頭形兜」
 まさに野郎の兜
 装備したら「ちから」が5ポイントはアップしそうです


■Tales of foreskin-Armor of glans
 表題をエキサイト翻訳にかけてみたところ「亀頭の包皮よろいかぶとの物語」などというエキサイト極まりない語句が表示されました。
 ありがとうHugoさん。
 ちなみにこれは、とてもよい話です。
 読まれた方はお分かりでしょうが、最後の一行ですべてをひっくり返されるのです。
 これはすばらしいどんでん返しだ!と興奮気味にtigerbutterに話したところ「ねーよ低脳が。普通読んでる途中で気づくだろ」という冷たいお返事をいただきました。本当にありがとうございました。


■鎧愛の微笑み
 鎧愛と書いて「がいあ」と読む。
 このシュートすぎるタイトルだけで、筆者の瓜仁成氏に対し言い知れぬ敗北感を感じたのは俺だけではありますまい。
 まあ内容はひどいです。
 というかキモいです。
 ただ、このキモさは誇ってよいと思います。
 来るべき鎧元年に向けて、胸を張れるすばらしき愛のかたち。すなわち鎧愛(がいあ)です。
 瓜仁成氏は、これからもぜひこのてらいないラブストーリーを綴り続け、真夜中にきらめく誘蛾灯のように世間のBoys&Girlsを導いていってもらいたい。キモいけど。


※だらーだらと更新してましたが次回で最後です
 2/14付近

2009.02.08 | Comments(0) | Trackback() | 解説

ぞんざい鎧YEAR解説その3

「オトモアイルーの憂鬱」
 謎の覆面ライター嘘淵氏による、モンハン話。
 モンスターハンターといえば、PS2、PC、そしてPSP版とさまざまな機種にプラットフォームを広げている人気ゲーム。特にPSP版はPSPそのものを牽引するキラータイトルになっており、ファミレスとかでPSPを持ち寄ってモンハンに興じる若者の姿が見られるほどです。
 いつでもどこでも誰でも気軽に、レッツ狩猟!
 そんな、現代の行き過ぎた狩猟社会に鳴り響く警鐘のごとき内容でした。まさかのホラー感満点のオチに驚愕。これを読んだモンハンプレイヤーは今後微妙な気持ちで狩りができますね!
 ちなみに実際のオトモアイルーはこんなん。


■「聖魔剣士アーサー」(セントジュエル・サーガ第2章)
 表紙の悪夢がこんなところにも潜んでいやがった……。ヒライ氏による例のサーガ第2章。

 ●鎧の名前「セイマーン」…………聖魔……せいまーん?……いや、まさかな……
 ●ファイエルブレード(ドイツ語と英語を組み合わせたまったく新しい武器)
 ●ふだんどこにどうやってしまってるんだろうファイエルブレード
 ●嘆きの盾が地味に危険きわまりねえ(アーサー以外が触れると即死)
 ●というか、嘆きの盾はむしろオフェンス用途に使えまいか
 ●つま先に猛毒……またかよ!

 ところでヒライ先生いわくセントジュエル・サーガは全3章で、待望の第3章は現代の日本が舞台とのこと。
 主人公は男女の高校生で、それぞれ二つに分かれたセントジュエルを持っているとか……心の底からどうでもいいですね。


■「愛の巡礼アハマド童貞王子のはなし」
 いい歳こくまで塔に幽閉されていた王子が真実の鎧……そして愛を知る話です。たぶん。
 なにやら荘厳な雰囲気で始まった物語が、最後に「うぉーい!」と叫ばざるを得ない大団円を迎えるさまは、驚嘆の一言でした。ひでえ。
 呪われた鎧=ジューシークチュールという斬新な設定もひどい。
 しかし作者の「シボンちゃん」さんは、果たしてさん付けをしたほうがよいのかどうなのか、毎回迷います。
 シボンちゃんの「ちゃん」は、アグネスチャン的なものじゃないですよね。

■「現代の鎧を求めて」
 来たっ……!
 今回初登場のダークホースがとんでもないことをやってくれよりました。
 これを読んだ人々はすべて例外なくK(仮称)氏の恐ろしさを思い知ったかと思います。いまどきの表現で言うところのあの人マジパネェってやつです。
 伊達や酔狂で装備できるもんじゃねえですよ、貞操帯なんてものは。
 そもそも鎧⇒貞操帯という発想の飛躍ぶりに脱帽せざるを得ません。ぶっちゃけ頭の配線がトんでいるとしか思えません。
 あと彼の凄みは、コミケ会場に差し入れ感覚で貞操帯を持参してきたことに尽きると思います。
 あのとき、K(仮称)氏がなにげなく発した言葉を……俺はきっと生涯忘れない。

K(仮称)「そういえば、貞操帯持ってきてるんですよ。見ます?」

 そういえばじゃねえYO!


■心の鎧、カラダのYOROI(年表補足対談)
 もはや恒例となりつつあるrandam_butter対談ネタです。
 鎧YEARの巻末についてる鎧年表について語る……というコンセプトでしたが、例によってそんな説明をまったくしていないので、またいつものように勝手なことをしゃべくる会合になっています。
 猛省をうながしたい。

 ちなみに今回の対談で見た鎧動画。

●サムライトルーパーOP

 しつこく「心のYOROIは暖かくはない」的な言うとるのはこのOPソングの歌詞が元ネタです

●聖闘士聖矢OP

 いまだにこれを見ると無駄にテンション上がる

●天空戦記シュラトOP2

 「なぜー♪」で始まるtigerbutterが好きなOP
 イノウエはOP1のほうが好きですが
 

 どうでもいいですが、探したらウチに天空戦記シュラトの主題歌シングルがありました。

 どれだけシュラト好きだったんだ。
 むしろオン・シュラ・ソワカだったんだ。



※毎週末ぐらいにひっそり更新していく予定です
 次回1/24ごろ

2009.01.18 | Comments(0) | Trackback() | 解説

ぞんざい鎧YEAR解説その2

■「アーダンと守備力」
 毎回サカモチ氏の漫画は楽しみなんですが、今回は俺の好きなゲーム「ファイアーエムブレム」のアーマーナイト(ソードアーマー)と、ビキニ鎧娘と、シグルイの藤木さんという夢のコラボレーションを見せてくれました。
 そして最後のひどく心温まるオチを読んで、最近サカモチ氏も丸くなったな……そうだよな、俺たちもう三十路だものな……という個人的感慨にふけるのでした。
 しかしこのビキニ鎧娘はよいですね。
 聞いたところオリジナルのERO同人に出てくるキャラだそうな。
……ERO同人……だと……?


■「わたしにできること」
 しょっぱなから巨大な陰茎のシルエットという最悪なページのデザインは、けっしてV林田氏のせいではなくtigerbutterの仕業です。お詫びいたします。
 内容は読むものの心を震わさずにはおれない”息子の鎧”についてのノンフィクションとなっております。
 結びの言葉である「鎧、大切に」が、これほど心に迫ってくる話はないでしょう。
 ちょっと心配になるほどの捨て身ネタを披露してくれたV林田氏ですが、わりと知人の間では周知のネタだったそうな。
 そのオープンソースぶりは、同じ男として間違いなく大物といわざるをえません。


■「魂をYOROUものども」
 今回初めてゲストをお願いしたyama-gat氏の鎧(?)関係の漫画・小説の紹介。
 鎧=サイボーグという視点から、俺たちの知らない鎧作品の国へといざなってくれました。
 ちなみに俺のサイボーグ体験は、おそらく小中学生のころに視聴した映画「ターミネーター」で、今でもサイボーグと聞くとシュワ様の顔の皮が半分破れてメカ部分が覗いている絵がうかんでくるのですが、それはともかくとして、それぐらいの世代はみなサイボーグが好きなのではないでしょうか。俺は好きです。
 ここで紹介されている「タタツシンイチ」にtigerbutterが興味を持ち、実際に最近出た本を読んでみたらしいのですが「たしかにいろいろすべってる。でも嫌いになれない」というような感想を漏らしておりました。
 興味をもたれた方は読んでみてはいかがでしょう。

 ちなみにサムライトルーパーのヒロインの名前「ナスティ」(nasty)→「嫌なもの、不快なもの」という意味です。
 そんなヒロインの名前って。ほんとひどい。


■「ねじ」

 おなじみ速水筒さんによる掌編。
 ほうっておくと果てしなく知性の光が失われがちなrandam_butterの同人誌において、限りない英知の光を授けてくれる希望のような作品です。
 毎回、短くも鮮烈な印象を残す文章の冴えに脱帽です。
 randam_butter既刊「ゆううつ水ようび」もよろしく!


※毎週末ぐらいにひっそり更新していく予定です
 次回1/17ごろ

2009.01.11 | Comments(0) | Trackback() | 解説

ぞんざい鎧YEAR解説その1

■表紙・裏表紙
 「輝き戦風アーサーハルト伝説(セントジュエル・サーガ第一章)」

 いやー、ひどいですね。これはひどい。
 今回のコミケでは、微妙に行き場所のないサークルさんたちが集う感じの場所に配置された俺たちrandam_butterですが、その中でもかなりの異彩……むしろ異臭を放っていたと豪語できます。
 歴戦のコミケ戦士たちが俺たちのブースからそっと目をそらして歩み去っていくさまは、ある意味爽快ともいえました。
 とりあえずツッコミ疲れるほどにこのヒライ画伯の絵にはツッコミ尽くした感はあるのですが、おぼえがき風にツッコミを羅列。

  ●武器「スパイラルランスール」……なんだろう、ランスールて
  ●あと、このランスール、よく見ると回転できない構造になってね?
  ●右肩のエンブレム、νガンダム的な影響を受けてませんか
  ●一人きりの軍隊(ワンマンアーミー)なのにエンブレムというのもどうなのか
  ●ハイテクっぽいのにボウガンを装備
  ●ハイテクっぽいのにつま先に猛毒を塗っている
  ●スピディウム・ドライヴとやらの設定がなにげに物騒かつ迷惑きわまりねえ
  ●けっきょく「輝き戦風」は自称なのか、誰からともなく呼ぶようになったのか、どっちだ

 気がつくと一連の「セントジュエル・サーガ」用語をおぼえている自分が少し嫌でした。


■目次
 目次の写真は、tigerbutterの愛猫に無理やり紙兜を装着させた図。

VFTS0001.JPG
 
 嫌がるのを押さえつけてさんざんな虐待の果てに装着させました。
 そのため、かなり機嫌の悪いお顔になっています。
……そんな眼で見ないでおくれ。


■鎧検定
 鎧検定士tigerbutter先生全面監修の鎧検定。
 みんなぜんぶ解けたかな?
 ところで俺(イノウエ)は素でトライして30点でしたよ。ふざけんな。

 問題形式が支離滅裂だったり、妙に上から目線の問題&解説だったりと、まじめにやるとイラッとすること請け合いですので、ここはさらっと読み飛ばしてください。
 DARPA局長の名前とか、さっぱり鎧と関係ねえしな。



※毎週末ぐらいにひっそり更新していく予定です
 次回1/10ごろ

2008.12.23 | Comments(0) | Trackback() | 解説

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